それは一昨日
警察の電話だった
Y本さんが自殺したということを知らされた
Y本さんは、私の元上司であり元彼氏であり、今は同士的な人だった
最初は意味がわからなかった
は?って聞き返した
「首を吊ってお亡くなりになりました。大分時間が経ってたようで
発見時にはひどい状態で・・・」
それから私とY本さんとの関係や最近変わったことはなかったか?など
いくつか質問され電話は切られた
最後に電話したのはいつだっただろう?
確かにメールや電話を最近何度かしたけど繋がらず心配していたところだった
携帯の履歴や手帳などを照らし合わせて最後に電話したのは9月24日
その後10月2日にメールした時には返ってこなかった
かれこれ3週間は経ってた
そこで大変な事実に気付き私はひどい後悔に襲われた
最後の電話の彼は明日は最終面接だと幾分明るかった
そこで長電話しながら買い物をしてた私はちょっとトラブルがあって
彼に「また掛けなおすね!」と言って切ったのだった
その後他の事に気をとられすっかり忘れてて、随分経った後思い出した時も
「まぁ、話しつくしてたし、また今度電話すればいっか」
くらいに軽く考えてたのだ
それが最後の電話になるとも知らずに
彼は孤独な人だった
離婚後は広いマンションに一人で住み、両親も兄弟もいなくて、祖父母はいたが入院してるような状態だった
本人も仕事中の事故で腰を痛めてから、元々丈夫ではない体は無理が利かなく
なった
そんな状態で1年以上の求職活動
経済的にもきつかっただろうし、なにより精神的にきつかっただろう
鬱になるのも無理はなかった
私は気付いてあげるべきだった
軽く考えすぎてた
思い返せばSOSはたくさん受け取ってた
どうしてあの時電話しなかったのだろう
会ってもっと話しを聞いてあげればよかった
一人にするべきじゃなかった
恐怖と後悔と悲しみの後、少しの怒りが顔を出し
「なんで死ぬの!?残された人の気持ちも考えないで!」
なんて怒ってみたけど、彼には残された人があまりに少なすぎて
また後悔と悲しみの渦に巻かれた
仕事にならず、午後からお休みをもらったが
一人になると考えてしまうし、誰かとバカ話をして笑う気分でもなく
誰かに話せるほど自分の中で処理できてなかった
こんな時いつもどうしてたんだろう?って考えた時
そっか、彼に電話してたんだって思い当たって
その彼を失ってしまった事にまた気付かされた
後悔、後悔
後悔しかないけど、私は生きていかなくちゃいけないし
彼は死んじゃったけど、私は嫌でもお腹はすくし、明日は来るし
生と死の境目って思ったより簡単に飛び越えられるものなんだ
なんで自分は生きてるんだろう
生きてくって大変だ
彼にとっては死んだ方が楽だっただろう
でも生きてて欲しかったよ
警察の電話だった
Y本さんが自殺したということを知らされた
Y本さんは、私の元上司であり元彼氏であり、今は同士的な人だった
最初は意味がわからなかった
は?って聞き返した
「首を吊ってお亡くなりになりました。大分時間が経ってたようで
発見時にはひどい状態で・・・」
それから私とY本さんとの関係や最近変わったことはなかったか?など
いくつか質問され電話は切られた
最後に電話したのはいつだっただろう?
確かにメールや電話を最近何度かしたけど繋がらず心配していたところだった
携帯の履歴や手帳などを照らし合わせて最後に電話したのは9月24日
その後10月2日にメールした時には返ってこなかった
かれこれ3週間は経ってた
そこで大変な事実に気付き私はひどい後悔に襲われた
最後の電話の彼は明日は最終面接だと幾分明るかった
そこで長電話しながら買い物をしてた私はちょっとトラブルがあって
彼に「また掛けなおすね!」と言って切ったのだった
その後他の事に気をとられすっかり忘れてて、随分経った後思い出した時も
「まぁ、話しつくしてたし、また今度電話すればいっか」
くらいに軽く考えてたのだ
それが最後の電話になるとも知らずに
彼は孤独な人だった
離婚後は広いマンションに一人で住み、両親も兄弟もいなくて、祖父母はいたが入院してるような状態だった
本人も仕事中の事故で腰を痛めてから、元々丈夫ではない体は無理が利かなく
なった
そんな状態で1年以上の求職活動
経済的にもきつかっただろうし、なにより精神的にきつかっただろう
鬱になるのも無理はなかった
私は気付いてあげるべきだった
軽く考えすぎてた
思い返せばSOSはたくさん受け取ってた
どうしてあの時電話しなかったのだろう
会ってもっと話しを聞いてあげればよかった
一人にするべきじゃなかった
恐怖と後悔と悲しみの後、少しの怒りが顔を出し
「なんで死ぬの!?残された人の気持ちも考えないで!」
なんて怒ってみたけど、彼には残された人があまりに少なすぎて
また後悔と悲しみの渦に巻かれた
仕事にならず、午後からお休みをもらったが
一人になると考えてしまうし、誰かとバカ話をして笑う気分でもなく
誰かに話せるほど自分の中で処理できてなかった
こんな時いつもどうしてたんだろう?って考えた時
そっか、彼に電話してたんだって思い当たって
その彼を失ってしまった事にまた気付かされた
後悔、後悔
後悔しかないけど、私は生きていかなくちゃいけないし
彼は死んじゃったけど、私は嫌でもお腹はすくし、明日は来るし
生と死の境目って思ったより簡単に飛び越えられるものなんだ
なんで自分は生きてるんだろう
生きてくって大変だ
彼にとっては死んだ方が楽だっただろう
でも生きてて欲しかったよ
コメント